2010年紅茶業界10大ニュース

1

紅茶輸入量大幅アップ 過去最高レベルへ(1月〜10月、前年比114%)

2010年1月〜10月の紅茶輸入量は前年対比114%、金額では117%と大幅な増加となり、2006年以降右肩上がりとなっている。春先の低気温、景気低迷による内食化傾向で、全般は家庭用が牽引、一方、清涼飲料全体が低迷する中、紅茶飲料は新商品やリニューアル商品の積極的な投入により、二桁増と大幅な伸びを見せた。(初の2万トンの大台が見えてきた)

2

紅茶飲料(RTD)各社新製品投入でブーム再来

紅茶飲料は、清涼飲料全体が低迷する中、新ブランド、新商品、リニューアル商品等例年以上の商品投入があり。10月迄で15%増と大幅な伸びで推移した。秋冬向けの対応商品もあり、10年には1万トンをクリアする見込み。ブーム到来か。

3

インスタントティー大幅伸長、カテゴリーシェア30%超え

近年伸張著しいインスタントティーは他カテゴリーメーカーの参入も有り、市場が活性化、容器形態も多様化している。特に人気の高いミルクティーに需要が集中し、カロリーハーフタイプやフレーバーを加えたもの等アイテムも拡大している。10年にはカテゴリーシェア30%超え、マーケットサイズ100億円超えか。

4

ティーバッグも内食化等で堅調推移

家庭用紅茶は春先涼しい日が多く好調だった。7月〜9月は記録的な猛暑及び残暑で苦戦するも、ティーバッグは10月迄で102.5%(数量)と内食化傾向もあり、増加している。

5

ティーインストラクター養成研修、20年経過、新たに夜間講座も開設へ

ティーインストラクター養成研修もスタートして20年が経過、資格保有者は現在の受講者を加えると1500名を超える規模となっている。こうした中、受講希望者の生活環境、ライフスタイルにも大きな変化があり、仕事上、夜の講座開催の希望が増加、2011年より昼、夜の二部制でニーズに対応することにした。

6

2人目のマスターティーインストラクター誕生

マスター資格の認定基準については、シニア資格取得後、紅茶協会、インストラクター会での諸活動を通じ10年以上の実務経験を有し、マスター試験においての論文の評価に加え、人格、見識並びに実績が優秀と公正に認められた者となっている。 昨年、第一次論文試験委員会にて審査、10月6日開催の資格認定委員会にて1名(櫻井 直子)の第一次合格が承認され、続いて、専門の常任試験委員による論文の指導が行われ、最終論文(二次試験)は22年4月末に提出され、22年6月末に研究発表を実施し、論文、口述発表とも合格され、8月30日の「マスター資格認定委員会」にて最終審議が行われ合格と決定した。授与式は「11月1日紅茶の日」に実施。これでマスター資格保有者は2人目となった。

7

紅茶の日イベント「岡田 美里トークショー」大盛況

「紅茶の日」の記念イベント、11月1日 (月)AM,PMの2回開催 昨年に続き、今回も岡田美里さんのトークショウ、おいしい紅茶の入れ方、メニュー紹介、紅茶飲み較べなど実施、中でも、岡田さんのトークショウはデンマークに因んだ素敵な話で本人のライフスタイルが思い浮かぶ楽しい話で参加者の興味を惹いていました。
来場者は113名、メモを取るなど熱心な参加者が目立った。

8

スリランカティーコンペティション、日本で初開催

2月27日、2008年のラスベガス開催に続き、主要輸出先国である日本での開催となった。スリランカ全土より出品の440品の内、第一次審査に合格した7地区及びイノベーティブの計40品に対するコンペ(品評会)を実施した。 審査員はJTAより5名、スリランカより2名の計7名が担当した。
エサラ ウィラコーン 駐日代理大使,スリランカティーボード ハシタ デ アルウィスPromotion Director及びスリランカ茶産業関係者20名余、日本側よりJTAから審査員5名、会員10名と国内関係者10名にて開催された。Gold, Silver, Bronze各8、計24作品が決定し入札、3月5日に品川プリンスホテルにて、スリランカ 代理大使とスリランカ茶産業関係者30名余、JTA片岡謙治会長、会員各位及び国内紅茶関係者40名余が出席。席上2月27日のコンペにて選出されたスリランカ8地域/カテゴリーより入選したGold, Silver, Bronze24作品の入札結果が発表された。

9

紅茶協会ホームページをリニューアル、「紅茶会報」もWEB版に変更 

紅茶協会ホームページも新たな紅茶ファン獲得のため、新コンテンツ採用、より広い層に告知すべく検索窓からホームページにリンク。お菓子作り関与層などへ「紅茶」啓蒙をスタートした。又、紅茶会報も環境にやさしくWEB版にて配信となった。

10

ティーインストラクター会専用ホームページを開設しシニア会10周年

11月1日よりティーインストラクター専用ホームページがニューリリース、新たに同期、地域、シニアの会、海外旅行記、プレゼント企画など、活発な情報交換やコミュニティー醸成を 期待するものです。新しいコミュニケーションのツールとしてより一層の活躍が期待される。又、シニアインストラクターの会が10周年を迎え記念イベントも実施された。

次点

賞味期限ガイドライン検証2年経過、官能検査・化学分析を実施

賞味期限については客観的、科学的かつ合理的根拠に基づく期限表示の設定をするようにとの要請を受け,現行ガイドラインの検証作業に着手し2年経過した。代表的紅茶他全14種の理化学試験、微生物検査、官能検査など実検査を実施。官能評価はパネリスト5名にて実施し、全商品定められた基準内の評価であった。又、水分、水分活性、一般細菌数などの検査を日本食品分析センターにて実施し、検査結果は14品目全て基準内の成績であった。

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